口内炎とは、口内にある粘膜が何らかの原因によって起こる炎症のことです。
口内炎が口の中にできてしまうと、痛みで美味しい食事が楽しめませんし温かい食べものや塩分の強い食べ物はすごくしみます。
少し歯や舌が触れただけなのに、激痛で涙が出るほどです。
一度口内炎になると、2個3個と数が複数に増えたり、中々治らないといった悩みを持つ人も多いのではないでしょうか?
また元々口内炎になりやすい人や、中々治りが遅い人は何が原因なのか、知っておくことをおすすめします。
なってしまった口内炎は、素早く対処することが早く治る秘訣です。
どんな対策法がおすすめなのか、3日で直す方法を7選集めましたので、比較して自分に合うものを試してみましょう。
まず口内炎の原因や種類を知ろう
自宅ケアや病院など様々な方法をお伝えする前に、口内炎になる原因を知っておくことをおすすめします。
痛い口内炎の直し方の前に、根本を知ることは大切ですね。
ひとくちに口内炎といっても、様々な種類があるのはご存知でしたか?
まずは口内炎の症状を見て、どんな種類なのか比較してください。
★アフタ性口内炎
★カタル性口内炎
★カンジダ性口内炎
★ヘルペス性口内炎
大きく分けると、これらの口内炎に分けられます。
4つの中でも、粘膜部分が丸く白くなるアフタ性口内炎が、一般的に口内炎と言われているものです。
他にもヘルペスウイルスというウイルスがあります。
普段は何ともなくても、免疫力が下がったり睡眠不足などになると、ヘルペス性口内炎を発症することがあります。
次にカンジダ菌は真菌と呼ばれるカビの一種です。
普段体内にあっても健康なら問題ありませんが、免疫力が弱まっていると口内炎として表れることがあります。
そしてアフタ性口内炎は、歯の矯正や入れ歯をしている人に起こりやすい口内炎です。
矯正器具などが口内の粘膜を傷つけることで、赤く炎症したり白くただれる口内炎です。
不衛生が原因で起こることもあります。
このように様々な種類がありますが、一般的に口内炎はアフタ性口内炎が多いです。
アフタ性口内炎にかかる原因を見てみましょう。
機械的な刺激によるものが原因
ご飯を食べているときに、勢いあまって頬の内側を噛むことはありませんか?
噛んだ時は傷ができた程度なのですが、数日すると傷に細菌が入り込み、口内炎を発症します。
歯並びが悪いので、いつも同じ場所を噛んでしまうこともあるでしょう。
また矯正器具に尖った部分があることが原因で、そこに傷がつきやすく金属の当たる部分に口内炎ができやすいケースもあります。
なんらかの機械的な刺激が原因で起こる、アフタ性口内炎は多いです。
免疫力が低下するとなりやすい
口のなかを噛んだりしていないのに、急に口内炎ができてしまう場合、免疫力の低下が考えられます。
仕事で多忙な毎日を送っている、ストレスがたまっているなど、乱れた生活を送っていると免疫力が下がります。
免疫力が下がると、色々な細菌やウイルスに抵抗する力が弱まります。
口を開けたり物を食べたりする口内に細菌は入りやすいので、そこに口内炎ができやすくなります。
粘膜は皮膚の中でも弱い部分なので、免疫力が落ちれば弱いところに炎症が起きやすくなります。
栄養不足や偏りによるもの
口内炎は実は、まだはっきりとした原因が分かっていません。
機械的な刺激があればそれが原因と言えるでしょう。
それ以外に急にできるのは、栄養不足や抵抗力低下、病気や薬の副作用など様々な要因があり、追求しにくいのです。
ただ要因のひとつに栄養不足があります。
しかしどの栄養素が不足すれば口内炎にかかるというのは、言い切れない部分もあります。
皮膚の健康や、粘膜の健康を維持してくれるのはビタミンB2、B6です。
これらが足りなくなると口内炎が発症するとも言われています。
ビタミンだけを摂取していれば、口内炎にならないとは言い切れないのですが、バランスの良い栄養素を摂取することは、健康な口内を保つのにおすすめの方法でしょう。
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口内炎は病気が原因のケースもあります
口内炎は色々な原因があることが分かりましたね。
口内炎は大体長くても10日程度で治るのが通常です。
もし2週間も3週間も治らない、または進行する場合は病気が原因の可能性もあります。
★帯状疱疹
★手足口病
★ベーチェット病
★舌がん
口内炎のような症状がでる病気は様々あります。
そのため、ただの口内炎ではないと思ったら早めの医療機関の受診をおすすめします。
★口内炎が広く進行し治らない
★粘膜の部分が硬い
★口内炎以外の発熱や出血を伴う
これらの場合は、口腔外科や耳鼻科、内科などで診てもらうことをおすすめします。
様々な方法で殺菌を行うことが先決です
口内炎が出てきたら、なるべく口の中を清潔にすることが早く治る秘訣です。
また作らせない予防にも繋がるので、普段から清潔を心がけましょう。
歯磨きを念入りにする
とにかく口内を清潔にすることをおすすめします。
特に歯磨きの回数を増やすことまでする必要はありません。
ですが口内炎があって痛いから歯磨きをしないのは本末転倒です。
余計に不衛生になって、口内炎が増えるので要注意です。
口内炎ができている部分は磨かなくても良いので、それ以外のところを綺麗に磨きましょう。
古い歯ブラシを使用している場合は、新しいものと取り替えてください。
入れ歯や差し歯がある人は、いつもより念入りに清潔にして、細菌を増やさないことをおすすめします。
マウスウォッシュが効果的
口が開けられない、奥まで歯ブラシを使えないほど痛い場合は、マウスウォッシュがおすすめです。
口をゆすぐだけなので、歯ブラシと比較すれば使いやすいかもしれませんね。
口のなかがスーッとする刺激の強いタイプはやめておいたほうが無難。
マイルドなタイプが売られているのでそれがおすすめです。
価格も安いので、買ってストックしておくと、旅行なんかにも便利ですよ。
子供が口内炎になってしまい、歯磨きができないときにもマウスウォッシュは便利です。
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塩うがいをしましょう
口内炎が奥の方にあれば、うがいが効果的です。
うがいは口内炎予防にも役立ちますので、普段のうがいを塩うがいに切り替えてみましょう。
塩には殺菌作用と脱水作用があります。
脱水作用によって炎症による余分な水分を追い出したり、細菌や雑菌を外に排出する作用があります。
また塩は高級な歯磨き粉やマウスウォッシュと比較して価格も安いですよね。1年中使ってもほとんどかかりません。
やり方も簡単で、100CCのお水に塩を2つまみ入れて、うがいをするだけです。
うがい薬と比較しても、価格もかからず手軽な方法です。
できてしまった時はもちろん、予防のためにおすすめです。
イソジンうがい薬を使う
ピークに痛い口内炎を何とかしたいときに便利なのが、ヨード液を使ったうがいです。
イソジンうがい薬は口内炎の炎症を抑える他、風邪やインフルエンザ対策としても使える方法です。
ただ毎日行うとなれば価格が高くつきます。口内炎ができた時の早期の対策や、痛みがある場合に使いましょう。
また普段は塩うがいを行っておき、口内炎の応急処置や、風邪対策をかねて冬の季節の間だけ使う方法がおすすめです。
できるだけ、普段のうがいで価格をおさえめにしておきたいですよね。
またうがい薬といっても薬は薬ですから、あまりに多用しない方が良いと思います。
イソジンは強い殺菌消毒能力があります。口内炎が一度できると複数に増えるタイプの人におすすめ。
高い殺菌作用が広がりをおさえてくれるでしょう。
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栄養をしっかり摂取しよう
口内の粘膜も皮膚と同じです。
ですから皮膚の健康を守ってくれる栄養素を中心に、バランスを考えた食事がおすすめです。
インスタントラーメンや、ファストフードは価格も安く手間もかからないため忙しい人は頼ってしまいます。
でもそればかりを食べるとビタミン不足になります。
皮膚や粘膜の健康を守ってくれるのは以下のビタミンです。
★ビタミンB2
★ビタミンB6
★ナイアシン
★パントテン酸
★ビタミンC
多忙ならいつものインスタント食品にプラスして、サラダやフルーツなどを補えば自炊するより比較的簡単です。
ビタミンB2の働きと含まれる食べ物
皮膚や粘膜の健康維持にかかせないビタミンです。
たんぱく質をエネルギーに代謝するのにかかせない栄養素なので、肉をよく食べる人や筋トレをする人にも必要な栄養素です。
卵やレバー、納豆や乳製品に含まれており身近にある食材ですから、積極的に食べると良いでしょう。
ビタミンB6の働きと含まれる食べ物
ビタミンB2と比較して同じような働きをしています。
皮膚や粘膜の健康維持に必要な栄養素です。また皮膚炎を予防することから発見されたビタミンです。
まぐろやかつおなどの青魚や肉類全般、バナナに多く含まれています。
バナナはエネルギーになりやすい食材ですから、体をよく動かす人にもおすすめです。
ナイアシンとは?含まれる食べ物
入ってきたエネルギーを代謝するために、サポートする補酵素です。
酵素を補助することで、皮膚の健康を守る働きも持っています。
そのため、不足すると皮膚の発疹を起こすことがあります。
レバーや肉類、魚類に含まれており、普通にたんぱく質を食べていれば不足することはありません。
パントテン酸を摂ると口内炎予防に
パントテン酸は他のビタミンB群と比較しても、同じようにエネルギー代謝に役立つ栄養素です。
他にもコレステロールやホルモン、免疫抗体の合成にも役立っています。口内炎は免疫力の低下でも起こるので、予防に役立ちます。
色々な食材に含まれており、卵や鮭、納豆や魚介類などを食べると良いでしょう。旅館の朝ご飯のようなメニューがぴったりですね。
美容にも効果的なビタミンC
ビタミンCは細胞間をつなぐコラーゲンの生成を手助けします。
そのため皮膚の健康や粘膜の健康をサポートしてくれます。
ビタミンCは皮膚の健康維持以外にも、ストレスへの抵抗力をアップさせてくれる栄養素でもあります。
口内炎はストレスで弱まった時にも出やすいので、ビタミンCはかかせない栄養素のひとつですね。
口内炎予防にも、美肌効果も期待できるので、女性は多く摂ることをおすすめします。
ビタミンCはみかんやレモンなどの柑橘類をはじめ、キウイやイチゴ、アセロラなどの果物にたくさん含まれています。
あまりフルーツを摂る習慣のない人はサプリメントなどで代用しても良いでしょう。
疲れを取り睡眠の質をあげよう
疲れると身体がしんどくなりますが、睡眠不足は体だけでなく、精神的にも疲労が溜まります。
心身の疲労は口内炎ができる原因になるそうなので、しっかりと休養をとることが大切です。
休養すれば体の抵抗力や免疫力が回復しますから、口内炎予防にも良いです。
まずは質の良い睡眠をとることが、口内炎予防になるでしょう。
最初の90分が質の良い睡眠のコツ
質の良い睡眠とは、ノンレム睡眠とレム睡眠の自然な流れの際におとずれる、最初のノンレム睡眠をいかに深くするかにかかっています。
眠りについた時にすぐおとずれるノンレム睡眠が深くないと、どれだけの時間寝ても質の良い睡眠はとれません。
眠り初めの90分が深いと、その後の睡眠リズムが整い、自律神経のバランスやホルモンの働きもよくなります。
最初の90分にしっかりと睡眠がとれれば、成長ホルモンは70%ほど分泌され、また翌日の眠りに繋がります。
自律神経は睡眠と深く関わりがあるので、メリハリのある生活を送り、交感神経と副交感神経のバランスを保ちましょう。
かといって睡眠は3時間程度でも良いのかと言えばそうではありません。
最低でも6時間程度は寝るのが良いそうです。
最初のノンレム睡眠を深くするには?
人間は活動的な日中に交感神経が優位になり、お風呂に入って眠るときに副交感神経のスイッチが押されるのが健康な状態です。
そのためには体温を下げるために意図的に上げることがポイントです。
おすすめは寝る90分前にお風呂に入り、体温を上げます。
体温が上がると体は熱を下げようと汗をかき体温を急激に下げます。
このときに副交感神経のスイッチが押され、自然と眠たくなり熟眠に繋がります。
質の良い睡眠と聞けば難しそうですが、ただこれを行うだけです。
入浴時間や寝る時間を一定にしなければなりませんが、それでも比較的簡単ですよね。
価格も手間もかからず熟眠できる方法ですよ。
他にも快眠のための対策もあります。
★部屋を暗くする
★枕を合ったものにする
★快適な室温
★寝る前のスマホ禁止
交感神経を高ぶらせる行動や、体に合っていない寝具などで眠りを妨げないことが快眠のコツです。
質の良い眠りをし、心身ともに健康になれば口内炎で悩まされることもありませんね。
もし最近寝不足になっていたり、眠る時間がバラバラで口内炎を発症していたら、この方法を試してみると良いでしょう。
また価格はかかりますが、快眠グッズも売られています。
★ホットアイマスク
★アロマオイル
★湯たんぽ
★足湯器
など不眠気味の人は試してみると良いですね。
はちみつや塩を塗る
とにかく今痛い口内炎を何とかしたい、という時もありますよね。
科学的根拠はなく、民間療法ではありますが、比較的簡単で応急処置的な方法なので覚えておくと良いでしょう。
はちみつがあれば患部に塗る
昔からはちみつを舐めていれば、治るという人もいますよね。
美味しいからついつい食べ過ぎてしまいそうですが、何故口内炎に効果的なのでしょう。
はちみつには殺菌作用があります。
口内の細菌を弱らせ、口内炎が進行するのを抑えてくれます。
また口内炎に直接塗れば、とろっとしているので蓋の役割をしてくれ、細菌が入り込むのを防ぎます。
さらにはちみつはビタミンB2やミネラルを多く含んでおり、皮膚の健康を守ってくれる栄養素を含んでいます。
不足していたり、偏った栄養を補うにも良い食材なのです。
ですから患部に塗るのはもちろん、パンに塗ったりヨーグルトやアイスにかけて食べても、不足しがちな栄養素が摂れておすすめです。
患部への塗り方も比較的簡単です。
患部の水分を綿棒で拭き取ったら、スプーンや綿棒ではちみつを塗るだけです。
★歯磨き後の清潔な口内に塗る
★天然のはちみつを使う
★スプーンや手で塗るなら清潔にしておく
ポイントはありますが簡単ですね。
普通のはちみつと比較してマヌカハニーは価格が高いのですが、殺菌パワーは強いのでおすすめです。
他の健康や美容にも役立ちますよ。
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塩を患部に塗る方法
塩も塩うがいと同様に、塩の持つ殺菌効果を狙った方法です。
家に何にもないときでも、口内炎を何とか早く治したい時に使える方法です。
しかし荒療治として塩を患部に塗るのですが、かなり痛いです。
また科学的な根拠はなく、あくまでも民間療法であることを忘れずに行いたいですね。
絶対に早く治るという証明はないので、それで痛みを伴っても良いかどうかは自己責任になります。
できれば痛くない方法で、美味しく栄養素もしっかり摂取できるはちみつの方がおすすめです。
はちみつも家にない、という時の最後の手段に取っておくようにしましょう。
もしなければ塩を直接塗るのではなく、先程述べた塩うがいの方が痛さはましなので、痛みに弱い人はおすすめです。
梅干しも口内炎に役立つ
塩以外にも、梅干しも口内炎に効くと言われている方法です。
梅干しの皮を剥いて、身がついている方を患部にかぶせます。
皮なので張り付きやすく、梅干しには塩分も含まれていますから、塩を塗り込むよりも痛みはましだと思います。
また梅干しには有機酸が含まれており、クエン酸などの有機酸は疲労でたまる乳酸をエネルギーに変えてくれます。
口内炎は疲労でも発症するので、梅干しは予防にもぴったりです。
患部に塗るだけでなく、食べて疲労を取れば口内炎も早く治るかもしれませんね。
梅干しやはちみつより価格も安いので、買って置いておくと良いでしょう。
口内炎が重症なら歯科医院に行こう
歯並びが悪いことでいつも同じ場所を噛んだり、噛んだ場所が出血してしまう場合、口内炎がひどくなることがあります。
自宅で簡単に治りそうな口内炎でないときは、病院で薬をもらうこともおすすめです。
口内炎ごときで病院なんて、と思いますが口腔外科や内科で診察可能です。
何回も繰り返したり、重症の口内炎は病院で診てもらった方が、早く治るケースもあるのでおすすめですよ。
★歯科医院
★口腔外科
★耳鼻科
★内科
★皮膚科
対応する病院については問い合わせてください。
病院では、外用薬や口内炎パッチ、アズノールうがい液を処方してもらえます。
中にはなおりにくいほど口内炎が重症化している時は、レーザーで焼くこともできます。
レーザー治療は比較的多くの歯科医院で行っています。
レーザーと聞けば痛いのではないか?人体に悪影響なのでは?と不安になる人もいるでしょう。
しかし歯科で使われているレーザーは、ほとんど安全領域の光を使ったものばかりです。レーザー治療のメリットを見てみましょう。
★痛みをほとんど感じない
★治りが早い
★処置が簡単にすむ
病院に行く手間はありますが、早くに口内炎を治したいときに便利です。
ただし、レーザー治療は保険適用外の診察になるので価格が高くつくこともあります。
薬の価格ももちろんかかるので、早くに治り安心感がある病院ですが、価格面でのデメリットも覚えておきましょう。
レーザーは歯茎の歯槽膿漏の治療や、知覚過敏の治療にも用いられています。また歯茎からの出血を止めるのにも、レーザーが使われています。
普段から歯科に通っており、何らかの治療のついでとして診てもらうなら良い方法かもしれませんね。
薬もその場でついでに処方してもらえますから、薬局に行く手間も省けます。
いきつけの歯医者は特にない、歯科が近くにない場合はあまり向いていない方法かもしれません。
市販の口内炎パッチや薬を使う方法
今ドラッグストアには、たくさんの口内炎の薬があります。
民間療法もしたくないし、病院に行くほど重症ではない。
でも痛いから早く治したいときに用意しておくと便利です。
市販の口内炎の薬にも、色々な種類があります。
口内炎の数や場所を比較して使い分けることをおすすめします。
塗るタイプの口内炎薬
塗るタイプの口内炎薬は昔からあります。
歯茎の凹凸がある部分や、何個も複数の口内炎ができたときに、塗るタイプがおすすめです。
逆に舌先や、範囲が広い口内炎は薬が取れやすいので向いていません。
また使用する際は手ではなく、綿棒などを使用したほうが良いでしょう。
軟膏は1回で使いきりませんよね。そのため次に使うときもチューブの口は清潔な方が良いです。
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スプレータイプの口内炎薬
患部にシュッひと吹きするだけでオッケーの口内炎薬が、スプレータイプです。
手で塗ったり、張ったりできない喉の奥の方にある口内炎におすすめ。
また痛みが強すぎて、手やパッチを触れられない場合にもスプレータイプは良いでしょう。
スプレーする時は痛いかもしれませんが、一瞬なので、パッチや軟膏より痛みが和らぎます。
あまり口を長く開けていられない子供にも、ひと吹きするだけです。
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貼るタイプが最新で使いやすい
市販薬の中でも手軽で簡単、一番おすすめなのが貼るタイプです。
塗るタイプと比較すると、価格はやや高めですが、使いきりなのでいつも清潔です。
歯が当たる場所に口内炎があるところに貼ると、蓋の役割をしてくれます。
患部とパッチが密着するので、そこに細菌が入り込むのも防いでくれます。
貼るタイプは大きい口内炎や、面積の広いうち頬など平らな場所にできた口内炎におすすめです。
逆に4つも5つも口内炎があるときは向いていません。
また小さい子供はパッチを誤って飲み込んでしまう可能性もゼロではありません。
小さな子供には比較的安全な塗り薬やスプレーがおすすめです。
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口内炎薬の成分について
口内炎の薬には、ステロイドを使ったステロイド系と不使用の非ステロイド系の薬があります。
どちらも市販されているので、用量、用法を守ればどちらが悪いということはありません。
ステロイド系はパワーが強いので、素早く治したい、またひどい口内炎に効果的ですが連用はできません。
一方非ステロイドは繰り返したり、長引く口内炎にも使えます。
口内炎によって使い分けることもできますので、どちらが自分にあっているか比較して購入するようにしてくださいね。
飲む薬で内側から口内炎をケアしよう
パッチなど、市販の外から塗る口内炎薬以外にも、内側から口内炎をケアできる薬があります。
どんな薬があるか、見ていきましょう。
ビタミンBが補えるチョコラBB
どこの薬局にも置いていますし、医者に行く価格を考えるとコスパの面で優秀です。
口内炎以外にも、ニキビや肌荒れに悩んでいる人にも良いです。
また口の中だけでなく、口角が切れてしまう口角炎にもおすすめです。
いざという時に常備薬で置いておけば、口内炎以外にもニキビや吹き出物が出たときに使えますよね。
中でもチョコラBBプラスの方がおすすめです。
チョコラBBプラスに含まれているビタミンB群を見てみましょう。
★活性型ビタミンB2を最大量
★ビタミンB6
★ビタミンB1
★パントテン酸
★ニコチン酸アミド
皮膚や粘膜の健康維持にかかせない5つのビタミンB群を配合。
働きの良いビタミンB2が入っているので、通常のビタミンBが含まれる食事を摂るより効率的ですね。
しかも、口内炎で苦しんでいる時に食べることは苦痛ですから、栄養素を錠剤で補えるのは嬉しいです。
ビタミンB群は食事から補っても、体内で働くのは食事で補った分全てが使われる訳ではありません。
そのため比較すると、チョコラBBを飲んだ方が効果的でなおかつ効率も良いです。
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抗炎症作用のある口内炎薬
チョコラBBはビタミンB群が主な成分ですが、口内炎の炎症を抑える飲む口内炎薬も売られています。
★抗炎症作用のトラネキサム酸
★肝臓エキス
★ビタミンB2、B6
抗炎症作用の成分以外にも、漢方薬やビタミンB群も含まれています。
有名なところでは、トラフル錠がありますね。
貼るタイプの口内炎薬にも、ステロイドが含まれたものがありますが、この錠剤には含まれていません。
そのためステロイドを使うのが嫌だ、という人にも選ばれています。
風邪薬や鼻炎薬とは違い、眠くなったりする成分も含まれていませんので、飲む時間帯を選ばず飲めるのも良い点ではないでしょうか。
口内炎の直し方でおすすめの使い方はパッチとチョコラBBの併用
チョコラBBは医薬品ですが、それだけ飲めば必ず症状が治るかと言えば、ビタミンB群なのでそれだけでは早さに対抗できません。
ですから、外側からのケアと内側からのケアをダブルで併用するのがおすすめです。
外側からは口内炎パッチを使用し、その上でチョコラBBを飲み、内側からもケアする方法が良いと思います。
どちらも特に併用しても問題ない薬です。
口内炎パッチに関しては、ステロイド系と非ステロイド系があります。
気にならなければステロイド系でも問題ないでしょう。
その方が早くに対処できると思います。
ステロイドが気になるなら、非ステロイド系の口内炎パッチを使うことをおすすめします。
肌荒れも気になる女性には、ビタミンCをプラスしたチョコラBBピュアもあります。
美容面も気になるときは使い分けるのもおすすめの方法ですよ。
口内炎が治っても、肌荒れやニキビに使えるのがチョコラBBシリーズの最大のメリットでもあります。
口内炎は何故起きてしまうのか、原因や口内炎の種類についても詳しく見てみました。
大体がアフタ性口内炎ですが、アフタ性口内炎に効果的な3日で治す方法を紹介しました。
★うがいや歯磨きで殺菌
★栄養を摂る
★睡眠の質を上げる
★はちみつや塩を塗る
★医者に行く
★市販の口内炎薬を使う
★飲み薬で内側からケア
おすすめは口内炎パッチと、飲むビタミンB群でダブル効果を狙う方法です。
ビタミン薬は常備薬として置いておけることを考えれば、価格の面で色々な方法と比較してもコストがかかりません。
医者に行けば治りも早いでしょうが、行けない時も想定し、民間療法である塩うがいやはちみつを塗る方法も知っておくと必ず役に立ちます。
また予防という観点で、睡眠の質を上げたりバランスの良い食事を摂ることも大切です。
口内炎は早くに治したほうが、温かい食べ物、辛いものも心おきなく食べられますね。
自分に合った口内炎の対処方法を見つけて、試してみてください。色々と比較すると、合った方法が見つかりますよ。